製作年:2020年
材質:
サイズ:男雛:36㎝×36㎝×24㎝ 女雛36㎝×36㎝×18㎝
大胆な構図で織り上げた蜻蛉の地模様の上にオーガンジーを覆った、独特の風合いをもったスイスのシルク生地の装束を1番上にまとった雛人形です。女雛の内側の衣装は、木肌を表した(香色)茶色の襲ね色目に仕立てました。
製作年:2021年
不変を意味する橘文を、繊細に表現した友禅染の装束を1番上にまとった雛人形です。女雛の内側の衣装は、(蘇芳色)臙脂色も襲ね色目に仕立てました。
製作年:2014年
青みを帯びた深い紫色の本場結城紬の装束を1番上にまとった雛人形です。平安時代中期頃に活躍した歌人:清少納言はこの色を最も高貴な色と称しました。女雛の内側の衣装は、知性を兼ね備えた美を表す山吹色の襲ね色目に仕立てました。
万葉集にも謳われた海松色(深い緑色:海藻の色)の本場結城紬の装束を1番上にまとった雛人形です。また女雛の内側の衣装は、高貴な色とされる紫色の襲ね色目に仕立てた日本独特の色遣いです。
日本の茶道の祖:千利休をイメージした白茶色の本場結城紬の装束を1番上にまとった雛人形です。日本の詫び・寂びの世界観を感じていただけたらと思い制作しました。女雛の内側の衣装は繊細さを表した(縹色)青色の襲ね色目に仕立てました。
友禅染による生命の息吹を表す紅緋色の鯛の鱗を大胆な構図で活き活きと表現した丹後縮緬の装束『鯛尽くし: 紅 緋色』を1番上にまとった雛人形です。江戸時代に発令された贅沢禁止令により、男性は羽織の裏を派手にして楽しんだ「裏勝りの美学」に使用された衣装です。
友禅染による墨色を主に染め上げた鯛の鱗により大胆な構図で活き活きと表現した丹後縮緬の装束を1番上にまとった雛人形です。江戸時代に発令された贅沢禁止令により、衣の裏を派手にして楽しんだ「裏勝りの美学」に使用された衣装です。また女雛の内側の衣装は、繊細さを表した(縹色)青色の襲ね色目に仕立てました。
製作年:2022年
サイズ:427×227
襲とは、宮中にて平安時代から続く十二単の色遣いになります。この作品は、背景に黒地に豪華な銀糸とともに飛び交う鶴の群れを織り上げた西陣織を使用し、中央の襲の色遣いは『山吹の匂い』(山吹色)です。
サイズ:430×230
襲とは、宮中にて平安時代から続く十二単の色遣いになります。この作品は、背景に白地に豪華な銀糸とともに飛び交う鶴の群れを織り上げた西陣織を使用し、中央の襲の色遣いは『橡の匂い』(墨色)です。